strawberry time

 
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彩の国シェイクスピア・シリーズ第19弾『リア王』を観にいってきました。

思った以上に面白い舞台でした。
っていうか、何度も涙腺が緩み、大変でした・・・(笑)
一応予習ってことでリア王の本をサササーっと読みましたが、その時はどうもその情景が頭に入ってこず。
何となくでしか内容を把握してなかったんですよね。
だけど、舞台を観て、こんなにも色々なことが隠されてる内容だったんだな~なんて思ったら、再び本を読んでみようかな~なんて思いました。
シェイクスピアの四大悲劇と言われてる「リア王」ですが、悲劇の中には、親子の愛なども隠されていたりで、ものすごく考えさせられるものがありました。

リアを演じた平さんは本当に素晴らしい役者さんですね。
今回初めて平さんの舞台を観たのですが、今まで観なかったことをものすごく後悔しています。
最初は威厳ある王を演じていた平さんですが、その後、怒りに満ち、どんどんと狂っていく様が、あまりにも哀しく切なく、やりきれない気持ちになりました。
コーディリアと再会した場面で、リアが「娘のコーディリアにしか見えない」と言ったときは、本当に涙が出そうでしたねぇ。

そんなコーディリアを演じた内山さんですが・・・
うーーーーん。何故この人がこの役を演じちゃったんだ?って感じです。
まぁ出番がひっじょーーーに少ないのが救われますが。
最初の場面で「申し上げることは何もない」というコーディリアですが、本当に何もない感じで(笑)そんな薄っぺらい台詞ではないだろ!と突っ込みたくなりました。
全体的にもう少し(いやもっと・・・)台詞に魂が入らないとダメじゃないですかねぇ。

コーディリアの姉たち、リーガンとよたさんやゴネリル銀粉蝶さんは良かったです。
銀粉蝶さんは迫力がありましたねぇ。
とよたさんは身長もあり、声量もあり、美しかったです。映像で見る印象とは違い、舞台もいいな~なんて思いました。

グロスター伯爵を演じた鋼太郎さんはすでに声がヤバそうな感じでしたが、もういつもあんな感じってヤツなんですかね。
目をそぎとられてしまう場面は本当に目を覆いたくなるような残酷な場面でした。
グロスターのリアに対する忠誠心を鋼太郎さんはとてもよく表現されていたように思います。
グロスターとリアの二人が語り合ってる場面は忘れることが出来ないですね。

その二人が語り合ってるときに後ろにいたエドガー。高橋洋さん。
洋さん、オセローのときの悪役とは一点、本当にいい人で・・・
彼がグロスターの息子だということを言わずに自分の父親を面倒見ていく姿に心打たれました。
何度も何度も涙が出そうになりました・・・
嵐の夜に、別人のようになって現れたトムにも驚きましたね~。
もし私が本で予習してなかったら、しばらくはこの人が洋さんだってことに気付かなかったかもしれない・・・

そしてグロスターのもう一人の息子、エドマンド池内さん。
エドマンドって妾の産んだ子(庶子)なんですよね。
池内さんの悪っぷりがこれまた素晴らしかったです。
最初のころに見せる二重人格ともいえるようなエドマンド。
その後も兄を裏切り、そして父をも裏切り、リーガンやゴネリルたちをも裏切っていくその姿は、狂気にも見えました。
あはは。カッコよかったです。

道化山崎さんは・・・私的にはもう少し面白く演じてくれても良かったんじゃないかな~って思いました。
なんていうか・・・寒いっていうか(笑)。
本を読んでいたときに、この道化が、舞台を観る上で少しだけ和ませてくれるのかな?なんて思っていたんですけどね。
そうじゃないんですね~。

瑳川さんが演じたケント伯爵もなかなか良かったんですが・・・瑳川さん、さすがだな~なんて思ったんですが・・・
実はあんま記憶にありません。


ってわけで、とにかくあっという間の3時間40分でした。
エドガーの「この不幸な時代の重荷を背負っていかなければならない」という台詞で幕が下りるのですが。
この台詞の重みをひしひしと感じました。
今の時代にも通じるものがあるんですよね、この舞台。
権力、地位、財産、、、そこから生まれる争うことの醜さ。
また人間は誰でも老いていきます。
この舞台を観て、その「老い」ということに対し、深く考えさせられました。
娘たちに疎ましく思われ、苛まれていくリア王の姿・・・高齢化社会である現代に通じるものがあると思うんですよね。
色々と思った今回の舞台ですが、その中でもやはり親子の、家族の「愛」が印象的でした。
「愛」があるからこそ、人は人として自分らしく生きていくことができるんだと思います。

ってわけで、相変わらず与野本町まで遠くてやんなっちゃうんですが、楽しいひと時を過ごしてきました。
それにしても寒いっすね。
劇場の中・・・ってか客席はめっちゃ暑くて驚きましたけど・・・


なんか・・・感想書き足りない気がするんだよねぇ。
もっともっと色んなことを思ったのに・・・
思い出したら・・・って言って明日になったら忘れちゃうんだろうなぁ。



<キャスト>
リア王・・・平幹二朗

コーディリア・・・内山理名
リーガン・・・とよた真帆
ゴネリル・・・銀粉蝶

エドマンド・・・池内博之
エドガー・・・高橋洋
道化・・・山崎一

グロスター伯爵・・・吉田鋼太郎
ケント伯爵・・・瑳川哲朗

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Comment
2008.01.30 Wed 17:12  |  シイナ #YbDzMn8A
私は今週の土曜日に行ってきます!!
さいたまはやはり遠いですよね~。
同じ県内の私でさえ、遠く感じますから。

mihoさんの感想を読んでますます楽しみになってきました。
私も平さんは初めてなんで、楽しみです。
大河ドラマでは何度も拝見しているんですけどね。
そして内山さんはきっとそんな感じの演技だろうなぁって想像できますね。ドラマでもすごーいって思う人じゃないし。頼まれて配役したのかなぁ??
池内さんはチラシから"悪"って感じが漂っていたのでちょっと楽しみです。

私も観てきたら感想書きますね。
こんにちは  URL  Edit
2008.01.30 Wed 21:21  |  miho #-
>シイナさん
うんうん。さい芸は本当遠いです(笑)。
そしてやたらと寒いです・・・(笑)

土曜日、楽しみですね。
私も出来ることならまた観にいきたいな~なんて思ってるんですが・・・
多分もう観にいけなさそうなので、私の分までじっくり観てきて下さい。
平さんのエネルギッシュなリアを堪能してきてください~!
内山さんは・・・もしかしたらあれから少し進歩したかもですよ~~~。 (・・・???)

シイナさんの感想、楽しみにしています。
気をつけていってきてくださいね~♪
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